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君は月夜に光り輝く

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君は月夜に光り輝く (メディアワークス文庫)

君は月夜に光り輝く (メディアワークス文庫)

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君は月夜に光り輝く
著 佐野 徹夜
オススメ度 ★★★★★

第23回電撃小説大賞、大賞受賞作です。
まずはあらすじをご紹介。

大切な人の死から、どこかなげやりに生きてる僕。高校生になった僕のクラスには、「発光病」で入院したままの少女がいた。月の光を浴びると体が淡く光ることからそう呼ばれ、死期が近づくとその光は強くなるらしい。彼女の名前は、渡良瀬まみず。
 余命わずかな彼女に、死ぬまでにしたいことがあると知り…「それ、僕に手伝わせてくれないかな?」「本当に?」この約束から、止まっていた僕の時間がふたたび動きはじめた――。
 読む人みんなが涙――この圧倒的感動に、山口幸三郎綾崎隼、蒼井ブルー、loundrawも大絶賛! “今を生きる”すべての人に届けたい、最高のラブストーリー。

下記公式サイトより転載
mwbunko.com



大賞の名に相応しい作品だったと思います。

姉の死を引きずり、空虚な毎日を過ごす少年と、原因不明の難病で、余命幾ばくもない少女が出会うことから始まるボーイミーツガール。

使い古されたテーマではあるものの、少女の「お願い」を通じて、次第に心を通わせていく過程がとても心地よかったです。

だからこそ、ラストシーンの彼女の独白と、最後の「お願い」が心に響きました。

歳を重ねていくにつれて、涙脆くなってきている自覚があるため、このような、読者を容赦無く泣かせにくる作品に弱くなっているんですかね。


次回作も買いたくなるような出来でした。